B社の見積もりが決定(仮)
続きを書きます。
B社のお見積書がきたとき、目を疑いました。
なんとS社よりも僅かに高いのです。僅かと言っても数百万ほどの差があります。
数百万が僅かの差に感じるなんて、、、高い買い物は恐いですね。
B社ももちろん、すべて揃ってましたが、私の予想に反してS社より高いのです。
てっきりY先輩と手を組み少しでも安くしてくるものだと思ってたので
肩透かしをくらいました。B社でも値段を下げるのは
さすがに限界があったのでしょう。
あるいは、そもそもY先輩と繋がっていなかったかもしれません。
私の思い過ごしか。。。
もう私の中には勝利の2文字しかありませんでした。
さっそうとY先輩に見せました。どんな反応をするのか楽しみでした。
Y先輩は、「んー、なるほど」とだけ発しました。
私:
これで双方の見積もりが決定しました。さっそくIT推進委員会で報告しましょう!
Y先輩:
そうですね。ただちょっと待ってください。B社からもう少し値段を
下げられるかもしれない、との連絡をもらってるので。
私:えっ、B社の担当からさきほど直接見積書を受け取ったばかりですよ。
いつ連絡をもらったんですか?
Y先輩:
あなたが見積書を受け取る前です。私に直接電話がありました。
「これから見積書を届けますがもう少し金額を落とせそう」
という連絡でした。
私:
え、、それじゃこの見積書は意味がないのでは。。。
Y先輩:
なので、もう少し待ちましょう。
私の心の声:
じゃ、なんでB社は持ってきたんだよ。。。
Y先輩:
とりあえず、この見積もり金額は私から上に報告はしておきます。
私:
わかりました。。。
もう訳がわかりません。未確定な見積書を持ってきたB社。そして
それをとりあえず良しとするY先輩。やはりY先輩とB社はつながっている!?
何を企んでいるんだ!??これ以上ほんとに金額を下げられるのだろうか???
しかし、その差は僅かとはいえ、数百万も差があります。
企業努力でなんとかできる金額なのだろうか。
土壇場で何を粘って何を狙っているのか、皆目見当もつきませんでした。
しかし、こうなった以上はこちら側は待機するしかありません。
B社からお見積りがくるまで待ちました。。。。。って1ヶ月近く待ちました!!
ちょっと待機のはずが1ヶ月も待たされました!!!
電カル導入に関わる職員からは、「あれから何も音沙汰ないけど進展してる?」
「何で進んでないの?どこで止まっているの?」などの声があり、
そのたびに私が説明したり、B社に催促しようにもY先輩に止められ、
私自身、煮え切らない思いでした。
続きます。