電カル導入戦争~準備編~

三流院内SEブログです

お見積りの金額調整

さて、S社とB社共にお見積りが届きましたので、

双方、同時並行で金額の調整が入りました。

 

けずれる箇所はけずり、必要な個所は入れる。

一見シンプルに見えますが、とても大変でした。

 

例えば、1社だけの調整でしたらまだ楽だったかもしれません。

S社とB社、共に内容が異なるので頭の切り替えが大変でした。

現場の声も度々変更などがあり、その都度対応してました。

 

そんなとき、Y先輩がまた変なことを言い出しました。

Y先輩:

B社のメーカーさんと現場の職員とを直接会わせて、

うちの病院のヒアリングをさせたい。

 

と言うのです。私はこう言いました。

 

私:

なぜ今なんですか?まだメーカーも決まっていないですし、

フェアじゃありません。それにその行為は金額調整ではなく仕様調整になってます。

それにヒアリングと言ってもどのレベルまでするんですか?

メーカー決定後にヒアリングに入るのが妥当だと思いますが。

 

Y先輩:

それならもちろんヒアリングはS社にも行ってほしいんですけど、可能なんですか?

可能であれば双方でうちの職員と直接話し合ってもらっても全然構わないんですが。

うちの運用を知ってもらったほうが、金額の調整もし易いと思いました。

 

私:

いえ、S社は近くに営業所がないので、ヒアリングはできないと思います。(知ってるくせに。。)

運用面での話し合いになったら、密に接したメーカーのほうが有利になると思いますが。

 

Y先輩:

それは仕方ないです。メーカーのアプローチの仕方だと思いますので。B社が

有利になるのが嫌だとS社が思ったらB社と同じように

S社も頻繁にうちに訪問するしかないと思います。それが企業努力です。

 

もう話になりません。Y先輩はどうしてもB社を有利に進めたがっているのが

見え見えでした。私は部下ということもあり、それなりの抵抗しかできないので、

1対1だと言い負かされると思いました。そこで作戦を練りました。

 

1.私の味方を増やすこと

仲の良い所属長たちに現状を話しました。Y先輩が変なことを言い始めていると。

しかしこれは結局部署が違うので、他部署からは口出ししづらいのと、

愚痴に聞こえたりでなかなか響かなかったです。作戦変更です。

 

2.Y先輩のもっと上の人に訴えて理解を得ること

Y先輩のもっと上の人に現状を訴えました。そしたら見事大成功しました。

その上の職員も私と同じ考えで、そんなのはフェアじゃない、

今やるべきことではない。電カルのデモは何回も行ってきた。

 

ということで、その上の職員から直接Y先輩へ話をつけてくれることになりました。

私の胸のスッキリ感と言ったら言葉では言い表せません。

 

仕事場の一角で、上の職員とY先輩が直接話し合っているのを見たんですが、

Y先輩は結構食い下がってましたが、結局上の意見には逆らえず、B社の

ヒアリングはなくなりました。

 

続きは次回書きます。

どうぞよろしくお願いします。